窓とサッシのリフォーム補助金制度
2024/03/11
窓とサッシのリフォーム補助金制度
古くなった窓枠やサッシは見た目が悪く、リフォームを検討する方も多いでしょう。新しい窓やサッシに交換すれば、心地よい日光を取り入れ、快適な空間を得ることができます。しかし、窓枠やサッシのリフォームは一般的なリフォームとは異なり、工法や費用に関する情報が不足していることがあります。
この記事では、窓枠や窓サッシのリフォームに焦点を当て、検討中の方に向けて詳しく解説します。窓枠や窓サッシのリフォームに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1.窓枠とは?サッシとの違いは?
2.窓枠のリフォーム方法と費用相場
3.窓・サッシの耐用年数と交換時期
4.窓・サッシリフォームの内容と費用相場
4-1.窓サッシを交換する
4-2.窓全体を交換する
4-3.内窓を設置する
4-4窓を増やす
4-5網戸を取り付け・交換する
4-6シャッターや雨戸を取り付ける
4-7.耐震補強フレームを設置し、耐震化する
5.窓、サッシのリフォームで使える補助金制度
5-1所得税からの減税
5-2固定資産税の減税
5-3窓、サッシのリフォームで使える補助金
6窓・サッシリフォームの際のポイント
1.窓枠とは?サッシの違いとは?
窓枠やサッシについては聞いたことがあるけれど、具体的な違いが理解しきれていない方もいらっしゃるでしょう。ますは、窓枠とサッシの基本について説明します。
窓枠は、窓を設置・固定するための、部屋内部に存在する枠のことです。通常、木製の窓枠が一般的ですが、アルミ製や樹脂製の窓枠も利用されています。
一方で、サッシは窓ガラスを保持するガラスフレームと、窓枠の総称を指します。数式で表すと、ガラスフレーム+窓枠=サッシとなります。要するに、窓枠はサッシの一部を構成する要素となります。
2.窓枠のリフォームと費用相場
ますは、窓枠のリフォーム方法と費用の相場について解説します。窓枠のリフォームには主に「補修」と「交換」の2つのアプローチがあります。
窓枠の劣化が進んでいない場合、窓枠の塗装や化粧板の取り付けなどの軽微な補修で対応することができます。この場合、費用の相場は工法により異なりますが、一箇所あたり約2万円から5万円程度となります。
一方で、窓枠の木が腐食や割れなどで軽度の補修では対処できない場合は、窓枠の交換が必要です。窓枠の交換は補修よりも手間がかかる作業となるため、費用や作業時間が多くかかります。
費用は窓枠の大きさによって大きく異なり、小型の窓の場合は約2〜4万円程度、大きなサイズの掃き出し窓の場合は約3〜8万円程度が相場です。また、窓枠の交換に伴い、壁紙やクロスの張り替えが必要な場合は、その費用も別途かかります。
窓枠が劣化している場合、窓枠だけでなくサッシや窓全体にも問題が発生している可能性があります。窓枠のリフォームを検討する際には、窓枠の交換だけで対処すべきか、それともサッシや窓全体のリフォームも同時に検討すべきか、検討する際のポイントを確認しましょう。
3.窓、サッシの耐用年数と交換時期
ここでは、窓サッシの耐用年数や交換時期の目安について説明します。
一般的に、窓サッシは高い耐久性を持ち、耐用年数は20〜30年程度と言われています。ただし、サッシの種類や使用状況、設置された環境によって異なるため、注意が必要です。
もしも耐用年数に達していなくても、以下のような症状が現れた場合は、サッシの劣化が進んでいる可能性があります。
・サッシから異音がする
・窓をスムーズに開閉できない
・サッシや窓ガラスが歪んでいる
・サッシが錆びている
また、窓サッシ自体に劣化がない場合でも、より高機能な窓サッシに交換する場合があります。高機能な窓サッシは以下の特徴があります。
・防音性が高い
・防犯性が高い
・通気性や断熱性が優れている
・耐震性が高い
・建物の内装にマッチしたデザイン
現在の窓サッシに不満がある場合は、交換によって悩みが解消されるでしょう。交換時期や新しい窓サッシの特徴を検討し、より快適な住環境を得るためのリフォームを考えましょう。
4.窓、サッシのリフォームの内容と費用相場
窓・サッシリフォームにはサッシ交換、内窓の設置、新しい窓の増設などがあります。それぞれのリフォームにかかる費用相場は、工事内容や材料により異なります。
4-1窓サッシを交換する
窓サッシの交換は、古くなったものを新しいものに取り替える作業です。交換には様々な種類のサッシがあり、それぞれ異なる特徴や費用が存在します。
4-2.サッシの素材別の特徴
サッシの素材にはアルミ、樹脂、木などがあり、それぞれの素材には特徴があります。アルミサッシは軽量でメンテナンスが簡単ですが、樹脂サッシは断熱性が高くメンテナンスが不要です。費用も素材により異なります。
4-3.窓全体を交換する
窓全体の交換では、枠やサッシだけでなく、窓自体も新しく取り替える作業です。これにより断熱性や防音性が向上し、快適な住空間を得ることができます。
4-4内窓を設置する
内窓の設置は、既存の窓にさらに別の窓を取り付けることで、断熱性や防音性を向上させる方法です。内窓の設置は手軽で費用も抑えられる傾向があります。
4-5.窓を増やす
窓を増やすリフォームでは、新しい窓を設置して通風や採光を向上させます。ただし、建物の構造や設備によっては窓の増設が難しい場合もあります。
4-6.網戸を取り付け・交換する
網戸の取り付けや交換は、虫除けや通気を目的としたリフォームです。新しい網戸を取り付けることで、快適な室内環境を維持できます。
4-7.シャッターや雨戸を取り付ける
シャッターや雨戸の取り付けは、防犯や遮光・遮熱のためのリフォームです。これらの設備を取り入れることで、住まいの安全性や快適性が向上します。
4-8.耐震補強フレームを設置し、耐震化する
耐震補強フレームの設置は、窓やサッシを地震に備えて補強するリフォームです。地震の際に建物が安定し、住まいの耐震性が向上します。
5.窓、サッシのリフォームで使える補助金制度
窓やサッシのリフォームには、一定の要件を満たすことで補助金や減税の受給が可能です。これらの制度は、予算の制約がある中でリフォームを検討する際に有益です。以下に、適用要件を解説します。窓やサッシのリフォームを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
5-1所得税からの減税
一定の断熱効果のある工事を行うと、「省エネリフォーム減税」が適用され、所得税の減税を受けることが可能です。この減税は、リフォーム費用を一括で支払う場合やローンを組む場合にも適用されます。対象となる工事は「全ての居室、全ての窓の断熱化工事」であり、省エネ性能が住宅性能評価書で評価されている場合は全ての窓のリフォームが必要ありません。さらに、他の省エネ工事との組み合わせも可能です。
5-2固定資産税が3分の1減額
省エネリフォーム工事を行うことで、所得税と併せて固定資産税の減税も受けることができます。これは所得税と併用でき、対象となる工事も「全ての居室、全ての窓の改修工事」です。他の省エネ工事との組み合わせも可能で、要件は平成20年1月1日以前から所在する住宅であること、工事後の床面積が50㎡~280㎡であること、工事費が50万円を超えること、工事の対象が2013年省エネ基準相当に新たに適合することです。
5-3窓・サッシのリフォームで使える補助金
2024年1月現在、窓やサッシのリフォームに利用できる補助金は以下の通りです。
子育てエコホーム支援事業(https://kosodate-ecohome.mlit.go.jp/)
2. 住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業(先進的窓リノベ事業)
(https://window-renovation2024.env.go.jp/)
3.各自治体の補助金
(http://www.j-reform.com/reform-support/)
これらの補助金を受けるためには、対象製品や工法などの要件を満たす必要があります。リフォーム業者に問い合わせるなどして、詳細を確認することが重要です。
6.窓・サッシリフォームの際のポイント
これまで、窓サッシや窓枠、窓のリフォームについて詳しく解説してきました。
窓サッシや窓枠のリフォームには、既存の設備をそのままに新しいサッシを取り付ける「カバー工法」と、窓枠を外して新たな窓枠を取り付ける「はつり工法」があります。これらの工法はそれぞれメリットとデメリットがあり、希望の仕上がりや建物の状況に応じて最適な選択を行いましょう。
さらに、サッシには様々な素材が存在し、それぞれの素材には異なる機能性やデザインが備わっています。価格だけでなく、リフォームにおいては機能性やデザインの面も検討することが重要です。
また、窓サッシや窓枠のリフォームには、減税制度や補助金の適用がある場合があります。それぞれの制度の要件を確認し、お得にリフォームを進めることをお勧めします。
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